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彰化の若き観光大使、彰化県と日本徳島の友情の架け橋に
2020-02-20 432
日本の四国、徳島県の南部海岸に位置する牟岐町は、1983年7月22日に彰化県埔塩郷と姉妹都市提携を結びました。1983年に埔塩出身の台湾人医師が牟岐町に診療所を建てたことがきっかけで、両町の交流は始まり、1988年には両町の首長らが相互訪問しましたが、1999年の台湾の921地震に際して、牟岐町が支援を送ったのを最後に、もう20年近くも交流がありませんでした。
そんな中、彰化県出身の若い女性、徐妙弦さんが今年の1月中旬に、徳島県庁の南部総合県民局(美波庁)・地域創生部に実習で配属されました。徐さんは2019年に彰化県政府が提供する修士・博士課程留学ローンを取得し、現在日本の法政大学のGlobal MBA イノベーション・マネジメント研究科に在籍中。実習前に徳島の関連資料を調べていたところ、彰化埔塩郷と徳島牟岐町のつながりを知った徐さんは、昨年12月のクリスマスから日本の正月にかけての休暇を利用して台湾に帰国した際、特別に埔塩の「順澤宮」に出向き、ご利益のある帽子を授かりました。そして実習の間に、部長と担当者らにアイデン選手のエピソード(仏のニースで開催されたトライアスロン大会で優勝したノルウェー人のアイデン選手が、順澤宮の帽子をかぶっていたことで、ご利益グッズとして注目を浴びた)を紹介しました。実習終了直前、地域創生部の日下浩一部長は、特別に徐さんと牟岐町の枡富治町長の面会を手配。徐さんは埔塩順澤宮の帽子と彰化県の観光パンフレットを進呈し、双方のつながりを再び取り戻すことのできた喜びと、両町には今後も友情を育み続けてほしいという期待、そして彰化をぜひ訪問してほしいという歓迎の意を町長に伝えました。
実習期間中、徐さんは徳島の地方創生に関する提案を行ったほか、故郷彰化の観光スポットと文化の普及と紹介にも努めました。また、双方がウェブサイトを通して交流できるよう、「彰化旅行情報ネット」日本语版リンクを「四国の右下」サイト(https://shikokunomigishita.jp/)に掲載し、「徳島県観光情報サイト」の中国語版リンクを「彰化旅行情報ネット」(https://tourism.chcg.gov.tw/)に掲載できるよう、間を取り持ち、双方の観光推進に力を尽くしました。 
徐さんは、彰化県政府が提供する修士・博士課程留学ローンのおかげで、日本で夢を叶えるチャンスができたとし、県政府に強い感謝の意を示すとともに、このようなチャンスに恵まれたおかげで、日本の方々にも彰化のことを知ってもらえる情報発信チャネルができたとし、より多くの日本の方々に彰化について深く知ってもらい、彰化を旅行に訪れてもらえるよう、機会があれば日本でより多くの宣伝・PR活動を行っていきたいと話しています。

双方のサイトリンク情報:
「彰化旅行情報ネット」日本语版リンク(https://tourism.chcg.gov.tw/index.aspx?l=JP)が
「四国の右下」サイト(https://shikokunomigishita.jp/)に掲載。
「徳島県観光情報サイト」中国語版リンク(https://discovertokushima.net/tw/)が「彰化旅行情報ネット」(https://tourism.chcg.gov.tw/)に掲載。