北斗で肉圓（肉つみれ）を食べます。北斗三員の第一である肉圓ですが、現地にはこんな言葉があります。「北斗には肉圓、教員、警員（警官）の三圓がある」。文化の気風が盛んな北斗鎮は多くの優れた教師を輩出しています。また経済的に困窮して警察学校で学んだ警官、そして有名な肉圓です。北斗は肉圓とイコールになっているようで、この小さな町に来たらおいしい北斗肉圓を味あわなければ、宝の山から手ぶらで出てくるようなものです。元宝の形をした北斗肉圓は在来米、イモの粉で香ばしく歯ごたえのある厚い皮を作り、肉餡とタケノコの細切れを包み、豆鼓と米の粉汁を合わせたソースをかけ、さらに現地で栽培された香菜を少しかけると伝統的で本場の味の肉圓の風味が味わえます。