観光スポット特色
彰化市役所は、孔子廟斜め前の合作金庫ビルを回収し、「古月民俗館」に改築しました。館内では、彰化県城の歴史が紹介され、彰化に関する歴史的文化財、古い写真等が数多く収蔵されています。民俗館の三階には、特に「彰化のナンバーワン」コーナーが設けられ、多くの人が知らなかった「彰化のナンバーワン」を紹介しています。当展示の責任者・左羊工作室の黄志農先生は、「『歴史は面白くないもの』と思っている人が多い。私たちが挙げた多くの『彰化のナンバーワン』を見て、彰化県城の歴史を理解し、彰化に対する認 識を深めてもらいたい」と話します。 ( 資料: 彰化市役所サイト ) 。
見学 エリア : 1 ~ 3 階、 4 階の展望台はガイドを予約した団体の方のみ見学できます。
古月民俗館は、元々清朝統治時代の彰邑の有名な李氏員外(富豪)の庭園邸宅でした。その範囲は、東は節孝祠、古月井戸(現在の彰化生活美学館)まで、西は古月園酒家(現在の中山商場)まで、南は彰化東門楽耕門(現在の交通隊前)、北は彰化公会堂(現在の彰化芸術館)まであり、彰邑の八卦山の麓に位置します。
本館は地上4階建ての建物で、総面積940.27平方メートルの教育、展示及び文化交流を提供する総合的な公共スペースです。館内には芸術文化ステージ、民俗才芸研習室、展覽室、半線史蹟室、マルチメディアシアター、会議室、展望台があります。彰化市の開発の歴史を紹介し、台湾の民俗文化財の収蔵を主に、その他の芸術品、産業、全国各地の特色も展示しています。また、郷土文化のイベントを開催することで、彰化市の美しい景色や歴史と文化の新たな観光スポットを訪れてもらい、さらに、彰化市の古跡の活性化の新たな発展のチャンスを切り開く
清道光版の彰化県誌に「東門の外、八卦山麓にあり、かつて住民の李氏の庭園内にあった古月井戸から、突然甘泉が湧き、皆が水を汲めるよう、邑令の胡氏が自費でこの井戸を購入した」と明記されています。また、嘉慶年間には県知事の胡應魁が「古月井戸の碑記」を彰邑城隍廟の左側の壁に立てており、これらは古月園が「古月井戸」から命名されたことを十分に証明しています。この碑記は現在本館に移され、人々がこれを見て昔をしのんでいます。