観光スポット特色
野鳥の天国
鹿港鎮から 南下するにはし、「省道台十七線」の沿海路に沿って西へ向かい、福興郷新生路へ行くか、さらに 南下するにはして芳苑郷芳漢路四百八十五巷を右折すると、それぞれ福宝湿地または漢宝湿地に着きます。ここは、野鳥の成長に適した生態環境が作られています。愛鳥家の努力により、野鳥にとって快適な土壌が確保されており、彰化地区のバードウォッチの天国となっています。
湿地の生物相で水鳥の世界を探索し、白い砂浜、流木の景観を訪れ、牧場では搾りたての新鮮なミルクを味わい、鹿港で現地の軽食グルメを楽しみます。
福宝湿地の干潟は優れた牡蠣の養殖地でもあります。海の中央にある小屋は、牡蠣を泥棒から守る監視小屋です。この干潟の海水の満ち引きの差は4、5メートルもあるため、ここで遊ぶ際は、道を見失わないよう、潮が満ちる時間帯に気をつけましょう。もちろん新鮮な牡蠣を買って帰ることも、料理してもらうこともできます。ゴマ油の牡蠣スープは新鮮な甘さを感じる、後をひく味わいです。
福興郷の20ヘクタール以上の湿地内の7ヘクタールにメヒルギとハマジンチョウの2種類の水生植物が植えられています。また、黒いプラスチックの丸い囲みが設置され、バードウォッチング用の壁を形成しています。今後はサイクリングロードも開設され、現地のレジャー施設がより充実したものになります。彰化県政府(2003年)、彰化県レジャー農業景観ポイントガイドブックから引用。
現在、福宝湿地には保護区の囲いと数ヶ所のバードウォッチングの小屋が設けられ、周辺にはマングローブが植えられ、週末はボランティアが解説を行っています。現地で一年中見られる鳥には、ウズラクイナ、マミハウチワドリ、ベニバトが、渡り鳥にはコアジサシ、アカアシシギがいます。バードウォッチングでは、望遠鏡でコウノトリが首を長くして水田で食べものを探している姿や、カモが優雅に池の中で泳ぎまわる様子が見られます。この驚くような美しさは必見です。
各レベルの学校に時間の要望に応じた屋外郷土学習プログラム、或いは生態レジャーに関心がある方に生態半日、1日ツアーを提供しています。このように、『福宝生態教育園区』の地道な活動によって、地方と結びつき、地域住民の共同参加の輪を広げられることを期待しています。また、バードウォッチング活動をメインに、現地の酪農産業及び風景資源である海浜植物、底生生物などの生態を結びつけ、地方とまちの再生を目指しています。地方とまちのエネルギーと活気を取り戻すことで、より多くの雇用機会と場所を提供し、住民が定着するだけでなく、豊