観光スポット特色
鹿港の有名な路地で、もともとは前後の街の通り道でした。その狭さから、1人が通るので精いっぱいで、2人で通ろうとすると身体が触れ合ってしまうことから、摸乳巷と呼ばれています。
思わず探索してみたくなるユニークな街の名前
実は、摸乳巷は細長い店舗の間を通る防火路です。現地の住民は強い海風を防ぐため、家屋の間の距離を極力狭め、最も狭い場所では70センチメートルもありません。男女が向かい合った状態で歩き、通り過ぎる時はとても気まずい状況になります。そのため、「護胸巷」、「君子巷」といったように、様々な名前が生まれましたが、やはり「摸乳巷」の俗称が有名です。
その他にも、昔子供を産みたいと願う女性が夢の中でも強く思い、狭く長い路地がまるで夢のようであったことから、「夢麟巷」と呼ばれました。しかし、夢麟巷の台湾語の発音が摸乳巷の発音に近かったことから、長い年月を経て「摸乳巷」と呼ばれるようになりました。