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「中台湾地域ガバナンスプラットフォーム」による4県市観光産業広域連携交流会
日付2018-04-24 瀏覽人數72
「中台湾地域ガバナンスプラットフォーム」は台湾中部への観光旅行を共同で推進するため、4月24日午前に彰化県政府が率先して4県市観光産業広域連携交流会を開催しました。彰化、台中、南投、苗栗の各県市政府代表が出席したほか、管轄下の旅行会社・観光・旅行・ホテル・土産品等の協会関係者と業者も100人近く招待され、一同は彰化県政府の城市・観光発展処視聴室で相互学習と意見交換を行い、各地の業者と面識を増やすと共に協力の機会を探りました。また、提携意向のある業者が交流を深められるよう、屋外広場には展示ブースや鹿港庶民フードの宴席が設けられました。自ら会場に足を運んだ彰化県の魏明谷県長は、各協会と業者の交流強化で広域協力ネットワークを構成することにより、国内外からより多くの観光客を呼び込み、4県市共同で観光旅行業のビジネスチャンスを創出してほしいと激励を送りました。
魏県長は、今回台中、彰化、南投、苗栗の4県市広域ガバナンスプラットフォームを通して中部4県市を招き、観光分野で広域同盟と相互交流を推進したことを踏まえ、彰化県政府が観光促進に全力を注いでいることを強調。また、彰化は古民家、工芸、文化資産の保存等の面で特色を持っているほか、夜間開催に変更された鹿港端午祝いのドラゴンボートレース、夜間まで延長となった渓州公園の彰化フラワーフェスティバル、王功漁港や王功老街と共に夜間イベントを開催する王功漁火節など、夜間経済と夜間観光を結びつけることで、ホテル業の振興を図りたいとも述べました。さらに、広域同盟が中部4県市の観光産業を牽引し、台中国際空港が外国人観光客の出入りする国際旅行の動線となることにも期待しているとし、中部同盟の力で中部の観光産業を海外に広め、中部と世界をつなげたいと意気込みを語りました。
魏県長はまた、彰化には史跡や民俗芸能、彫刻等があるように、台中、彰化、南投、苗栗の4県市にはそれぞれ異なる特色があると指摘し、外国人観光客が中部の各地区へ足を伸ばせるよう、4県市の相互交流を通してパッケージツアーを企画することにより、中部観光業の振興を図りたいと期待を示しました。
台湾はあと1か月余りで端午の節句を迎えます。端午の節句と言えば粽ですが、それ以外に最も人気なのがドラゴンボートレースです。台湾では多くの県市が端午の日にドラゴンボートレースを開催していますが、中部地方では鹿港でしか開催されていません。彰化県政府は観光客がより上質かつ快適な環境でレースを観賞できるよう、全国初の夜間レースを開催します。水路と川岸、そしてドラゴンボート自身に飾られたきらびやかなライトは、選手に水路の位置を示すと同時に、大型屋外劇場さながらのレース空間を造り上げ、観客に素晴らしい視覚体験を提供します。見応えのあるレースを厳しい日差しにさらされずに観賞できるだけでなく、彰化鹿港の夜の楽しさを実感することもできます。
歴史的・文化的祭典にとどまらず、スポーツ観光の面では、2012年に開始し今年で7年目を迎える彰化県の田中マラソンが、しばしばエントリー開始と同時に売り切れになるという盛況ぶりで、台湾で最も人情味のあるマラソンとして、ランナーの間で必ず参加したいレースの一つに挙げられています。これを受け、彰化県では医療観光以外に、スポーツと観光の融合にも取り組んでおり、健康でロハスなスポーツイベントを通して各地の方々を彰化に呼び込むことにより、スポーツツーリズムの新たなビジネスチャンスの創出を目指しています。
独特な観光産業条件を備える彰化県では、彰化県政府の支援で成立した彰化県旅遊産業協会が、ここ数年で業界を牽引する存在に生まれ変わり、彰化県の風景、レジャー、産業、食、宿泊等の資源を取りまとめながら、多様な旅行商品造成に向けた業者へのサポートや、観光マーケティングプラットフォームの構築を行っています。
交流会会場では、彰化県旅遊産業協会、彰化県旅館公会、田中商圏観光発展協会、清水岩文創協会、台湾優格餅乾学院、魔菇部落休閒農場、興麦蛋捲烘焙王国、百果山探索楽園、華新MASK創意生活館、敞盛国際実業有限公司らが、各自のスポットと製品の特色についてプレゼンテーションを行ったほか、提携意向のある業者が交流を深められるよう、屋外広場には展示ブースが設けられました。また、他の県市の方々に手の込んだ本場の伝統グルメを味わってもらおうと、彰化県政府は特別に鹿港廟口協会に依頼し、イベント会場に鹿港庶民フードの宴席を設けました。宴席の後、一同は彰化県政府の職員によるガイドで八卦山と天空歩道を見学し、彰化の美しさを堪能しました。
今回の連携交流会には、彰化県の林世賢議員、県政府城市・観光発展処の馬英傑処長、台中市政府観光旅遊局の曹忠猷専門委員、苗栗県政府文化観光局の黄騰達科長、南投県政府観光処の張昭貴技術専門員ら各県市の代表や、各製造業者の代表者も出席しました。
出典:彰化県政府全球資訊網