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文化部が本日証書授与 「鹿港天后宮」国定古跡昇格を中央と地方が共に祝う
日付2019-12-23 瀏覽人數29
「鹿港天后宮」は、文化部2019年8月30日の第7期古跡歴史建築記念建築審議会第15回会議において、国定古跡への登録が決議されました。これを受け、3日午前に、彰化県の洪栄章副知事、文化部文化資産局の施国隆局長、鹿港天后管理委員会の張偉東委員長の立ち会いの下、文化部の鄭麗君部長が自ら国定古跡指定証書を授与しました。
媽祖を祀る鹿港天后宮は、地元の宗教信仰の中心であることから、彰化県政府は文化資産保存法に基づき、2017年11月20日に「鹿港天后宮」の国定古跡登録を文化部に申請しました。彰化県の王恵美知事も、就任後より本案を大変重要視し、ついに2019年8月30日の文化部審議会にて、国定古跡への指定が決議されました。
現在彰化県には、鹿港天后宮、彰化孔子廟、鹿港龍山寺、元清観、道東書院、馬興陳宅(益源大厝)、聖王廟の合計7か所の国定古跡があります。全国で第106か所目の国定古跡となる鹿港天后宮は、媽祖を祀る地元の宗教信仰の中心。1985年に内政部の告示で国家三級古跡に指定された後、1997年には文化資産保存法の修正に伴い、県定古跡に改められました。その後、中央、地方、民間が力を合わせて奔走した結果、ついに国定史跡に指定され、その価値にふさわしい評価を得ることができました。鹿港天后宮の大小数々の木造装飾、石彫刻、絵画などは、すべて名匠の手によるもの。大型木造装飾を手掛けたのは、職人の王益順、呉海同、王樹発、黄連吉らで、石彫刻は恵安出身の職人、蒋馨の一族が担当、絵画は郭新林と柯煥章の作品です。全員が当時きっての名匠でした。鹿港天后宮の建物とこれらの名匠の作品は、鹿港天后宮管理委員会の適切な管理と保護の下で、完全な状態で保存されています。