アジアでまたとない三つの旅行スポットが、すべて彰化に集結しています。唯一今も稼働中の生きた史跡「機関車の収納庫-扇形車庫」。台湾の重要無形文化財でもある、唯一牛車で海へ牡蠣狩りに出かけられるツアー。台湾玻璃館(台湾ガラス館)にある世界で唯一のガラス媽祖廟。ほかに、台湾で最も人情味のある田中マラソンも開催されますので、香港・マカオの皆様のご参加をお待ちしております。
彰化は台湾の中部に位置しています。香港から台湾までは毎日55便以上の航空便が運行されており、フライト時間も1時間あまりしかかかりません。特に香港国際空港から台湾中部へ直行便が出ていることで、香港と台湾中部の距離を縮めています。
早くから開発が行われた彰化は、中部開発史の最初の舞台でもあります。「一府二鹿三艋舺」(一に台南、二に鹿港、三に艋舺)という古い言葉があるように、鹿港は台湾の歴史と伝統文化の重要な発祥地であり、台湾中部の文化の古都であると言えます。また、工芸、戯曲、建築、文学、芸術など、各分野の集大成もここに集結し、まさに台湾の歴史文化の宝であると言えます。そんな鹿港には、精巧な工芸、貴重な史跡・歴史的建築物、国宝級工芸職人があるだけでなく、牡蠣オムレツ、牡蠣と野菜のかき揚げ、シャコ、麦こがし、肉まん、米粉の干菓子、牛舌餅など、様々なご当地グルメもあります。
彰化の西海岸には台湾最大の潮間帯があります。引き潮時になると、あさり、蟹のシオマネキ、ムツゴロウなどが大量に現れ、観光客は自ら「あさり狩り」を体験することができます。一方、産業観光の面でも、様々なレジャー農場やワイナリー、観光工場があるほか、田尾道路花園の花卉園芸や、彰化のランドマークである大仏なども、親子一緒のお出かけに最適な特色あるスポットとなっています。
また、もうすぐ端午の節句を迎えますが、ちまきを食べる以外で、最も人気があるのがドラゴンボートです。台湾では端午の節句に多くの県市でドラゴンボートレースが開催されますが、中部地方では彰化の鹿港でしか開催されていません。彰化県政府は観光客により上質かつ快適な環境でレースを観賞してもらうため、全国初の夜間レースを開催。水路と川岸、そしてドラゴンボート自身に飾られたきらびやかなライトは、選手に水路の位置を示すと同時に、観客にも素晴らしい視覚体験を提供し、大型屋外劇場さながらのレース空間を造り上げます。見応えのあるレースを厳しい日差しにさらされずに観賞できるだけでなく、彰化鹿港の夜の趣きを実感することもできるので、香港・マカオの皆様も来年はぜひ会場まで体験しにお越しください。
歴史的・文化的祭典にとどまらず、スポーツ観光の面では、2012年に開始し今年で7年目を迎える彰化県の田中マラソンが、しばしばエントリー開始と同時に定員になるという盛況ぶりで、台湾で最も人情味のあるマラソンとして、ランナーの間で必ず参加したいレースの一つに挙げられています。香港・マカオの皆様も、そんなスポーツと観光が融合した台湾中部の彰化へぜひお越しください。
出展期間:6月14日~6月17日
ニュースのお問合せ先:彰化県政府城市・観光発展処 徐秀芳 (04-7532776)