鹿港の端午祝いの幕開けとなる龍王祭。その龍王祭のために、特別に「旧暦2月2日の龍抬頭」の吉日に当たる今日24日午前に、鹿港龍山寺でポエ占いを行いました。その結果、「2020鹿港の端午祝い~龍王祭」及びドラゴンボート進水式の開催日が5月30日(日)に決まり、6月23日・24日・25日の3日間連続で、同シリーズイベントの国際ドラゴンボートレースが開催されることになりました(決勝は旧暦5月5日の端午節当日)。龍王祭当日は鹿港龍山寺から龍王をお迎えし、多くの団体のパレードでイベントの幕を開けた後、福鹿渓で国際ドラゴンボートレースが開催されます。彰化県政府と彰化県体育会ドラゴンボート委員会が役場と共同でしっかり計画を進めていきますので、興味のある方は早めにレースに向けて準備し、お揃いで年に一度の鹿港の端午祝いにご参加ください。
これまでのドラゴンボートレースの決勝は、端午節当日に開催されることが多かったのですが、今年の端午節は4連休のため、特別にポエ占いで吉日を選ぶことになりました。今回、ポエ占いで決勝開催日が端午節の日に決まったことで、最も伝統的な形を受け継ぐことになりました。ぜひ連休を利用して、40年以上も受け継がれている鹿港の端午祝いにお揃いでご参加ください。また、これまでの龍王祭には11隻のドラゴンボートの参加がありましたが、「良いことは対になる」という言葉もあることから、今年は特別に彰濱工業団地の会社、「鉅茂」から新たなドラゴンボートの参加を募り、12隻のドラゴンボートで龍王を迎えます。
中部地区で唯一、大規模なドラゴンボートレースが開催できる水路を持つ鹿港。今年で40年余りになる文化祭典の「龍王祭」によって、「鹿港の端午祝いシリーズイベント」の幕が開けられます。ドラゴンボートレースが順調に開催できるよう、毎年レース前には、龍山寺の「龍王尊神」をお迎えして巡行を開催し、さらに天后宮の「水仙尊王」と共にレース会場に迎えることで、大会の無事と順調を祈願します。この民俗儀式は台湾でも特有のものとなっています。
「龍王祭」当日は、ドラゴンボートと民俗武芸団体が龍王と共に街を練り歩くほか、「龍王祭典開眼儀式・ドラゴンボート川巡行祈願」の開催によって、鹿港の端午祝いの幕を開けます。
台湾の10大祭典に名を連ねる「鹿港の端午祝い」は、台湾で最も歴史が長く、かつ最大規模の端午節イベントであり、交通部観光局が宣伝を行っている台湾の国際的イベントでもあります。開催期間中は、「国際ドラゴンボートレース」、「伝統戯曲ステージ」、「魯班の宴」をはじめとする一連の多彩なイベントを予定しており、ドラゴンボートレース、鹿港の民俗祭典イベント、鹿港の光のアートなどを通して、端午節を楽しく盛り上げます。鹿港の伝統の継承と活気を見せつけるとともに、観光客の方々にも、文化・史跡の美しさや、マーケット・グルメの旅を思う存分に楽しんでもらうことができます。龍王のお出ましが、必ずや彰化に繁栄と福をもたらし、鹿港をいっそう魅力的な町にしてくれることでしょう。
ぜひ彰化で「ドラゴンボート、グルメ、史跡、民俗行事」を楽しんでください。王恵美県長が全国の皆様のお越しをお待ちしております。