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台湾初の台語文創意園区が除幕
日付2018-05-30 瀏覽人數101
 蔡English総統の全力のサポートと教育部及び文化部の指導の下、さらに彰化県の魏明谷県長と、台語文創意園区籌備処主任であり元彰化県長と関懐文教基金の董事長でもある周清玉氏の力強い後押しを受け、台湾初の「台語文創意園区」(台湾語創意園区)がついに彰化県にオープンしました。彰化県政府は今日5日午前に、台語文創意園区で除幕式及び一連の関連イベントを開催。式典では蔡総統、魏県長、周元県長らが除幕を行ったほか、総統府の陳菊秘書長と姚嘉文資政、教育部の呉茂昆部長、文化部の鄭麗君部長をはじめとする多くの来賓も自ら会場に赴き、この歴史的な瞬間に共に立ち会いました。
 蔡総統は、周元県長が台湾語文化の推進に取り組んできたことと、台湾語園区の創設を長い間主張してきたことに触れ、同園区が次の世代にとって、台湾語を表現・理解するための空間となることに期待を示しました。また、彰化には豊かな台湾語文化があるほか、台湾語の歌も数多く誕生しているとした上で、今月彰化員林で開催される総統府音楽会には、ぜひ皆で足を運んでほしいと呼びかけました。さらに、音楽会では彰化の歌はもちろん、彰化の台湾語歌謡曲も必ず上演されるとし、台湾語と台湾文化の主体性のために、共に努力をしてほしいと訴えかけました。
 一方魏県長は、この台湾初の台語文創意園区は本来軍事用基地であり、周元県長の在職中の積極的な働きかけで国防部から譲り受けたものであると説明。また、現在は台語文創意園区として、本来の基地が文化館、戯劇館、親子館、芸術館などの6つの施設に区画分けされており、内部には台湾語演劇に関する資料が数多く集められているほか、台湾語研究に興味のある全国の人々がここで共に学習できるよう一般公開されているとも話しました。さらに、県政府職員と彰化県民一同の努力の下、彰化県には伝統文化を保存した鹿港国家歴史風景区と台語文創意園区があるだけでなく、将来を見据えたグリーンエネルギー産業クラスター計画も予定しているとし、彰化県が今後一層の発展を遂げることに期待を示しました。
 今回のイベントは県内の20校余りの小学校と国立台中教育大学、関懐文教基金、関懐ラジオ局などの運営で開催されました。メインイベントとして、「台語文創意園区」の除幕式と一連の動的・静的イベントが開催されたほか、クライマックスには来賓と関懐合唱団、彰化市立保育園、千歳合唱団、並びに会場の一般参加者全員による「彰化を歌う千人合唱」も行われ、これにより台語文創意園区は「正式」にお目見えとなりました。彰化県政府は、今後同園区が人々の生活に根を下ろし、人々の生活の一部となることを願っています。
 母語の復興と母語を文化イノベーションや観光の特色とすることは、もはや時代の流れになっています。本土言語復興の重要性を知る彰化県政府は今日、特別に「成功営区緑色環境学習営地」にて台湾初で唯一の「台語文創意園区」を立ち上げました。お母さん大好き母語ハイキング活動、千歳合唱、アイデアマーケット、台湾語家族大集合、親子で関門突破して台湾語を学ぼう、台湾伝統芸能の歌仔戯、台湾語ロックなどのアクティブなイベントが開催されたほか、同日園内の文化館、多機能館、芸文館、親子館、音楽館、戯劇館の6つの館内では、静的な展示活動が行われました。ほかにも、各県市の代表を見学・討論に招くなど、一連のイベントを通して、台湾語を取り巻く環境をより成熟したフレンドリーで素晴らしいものにし、台湾語が生活の中で最も自然なこととなるよう、台湾語を生活に根付かせることを目指しています。
 「台語文創意園区」の設立は、元彰化県長であり関懐文教基金の董事長でもある周清玉氏によって提唱されました。台湾語文化の保存と継承の必要性をよく理解する魏県長は、彰化県を台湾語文化継承の拠点に築き上げるべく、台湾初の「台語文創意園区」の創設を積極的かつ全力でサポートしてきました。
 ぜひ皆様お揃いで、「台語文創意園区」の各種貴重な台湾語資源を見学・体験にお越しください。園内では展示見学のほかに、様々なアイデアマーケットや台湾語の関門突破ゲームなど、多彩なイベントにも参加することができますので、皆様のお越しをお待ちしております。
 今日のイベントには、立法委員の洪宗熠氏、陳素月氏、黄秀芳氏、県議員の頼岸璋氏、欧陽蓁珠氏、尤瑞春氏、文化局の陳文彬局長、教育処の鄧進権処長、社会処の黄淑娟処長、花壇郷の李成済郷長、各大学・高校の校長、各級民意代表、地方の名士らも出席しました。