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春の彰化でお花見-東螺渓に咲き誇る木綿とセンダン
日付2018-03-22 瀏覽人數35
渓湖、埤頭、北斗を縦断する彰化の母なる川「東螺渓」。その東螺渓に育まれた両岸の木棉(キワタ)とセンダンは、毎年3~5月に見頃を迎えます。そんな東螺渓のほとりは彰化県の隠れた花見の秘境であり、木々と田畑の間を軽やかにサイクリングしながら、東螺渓のせせらぎをお供に、大自然の素晴らしい静けさを感じることができます。渓湖、埤頭から北斗までのどの区間にも違った驚きと花見体験が待ち受けており、美しい感動に満ちた旅を楽しむことができます。

 渓湖の二渓路に沿って渓湖橋から東螺渓沿いに入り、そこから代馬橋方向へ向かう南側のところで、今まさに木棉の花が満開を迎えています。高くまっすぐに伸びた木と赤い花が空を赤く染める中、真っ赤な木棉の並木道を散策しながら、木棉花の歌やカントリーソングを口ずさめば、知らず知らずのうちにその絵のような光景に溶け込んでいきます。

 東螺渓の沿岸に沿って進み、埤頭の中渓橋を過ぎてから南側の北斗へ向かうところでは、ロマンチックな紫色のセンダンの花が風に舞っています。センダンは季節ごとに異なる姿を見せる植物で、春は若草色の新芽を出し、紫色の花を一面につけます。夏になると花が散り、葉が深緑色になると同時に、緑色の果実をつけます。秋に冷たい風が吹き始めると、葉は黄金色に染まり、果実も次第に熟してきます。冬になると黄金色の葉が徐々に落ち、枝には黄金色の果実だけが残ります。

 花々が咲き競う暖かな春を迎えた東螺渓では、木棉とセンダンの花が満開になっています。東螺渓の自然風景は四季折々に異なる表情を見せ、新旧が溶け合うその美しさは、時間がしばらく経つとまた訪れたくなります。一年の始まりはそんな東螺渓で花見を楽しむことから始めましょう。東螺渓の両岸に立つ木棉とセンダンが、あなたのために花の屋根を作って待っています。ぜひ東螺渓で風光明媚な自然と田園風景を眺めながら、美しい感性の旅を体験してみてください。彰化県政府が皆様のお越しをお待ちしております。

お願い:主要交通道路で花見をする場合は、車のスピードが速く危険なため、道路脇に車を一時停止するのはご遠慮ください。また、写真撮影の際は交通安全に注意し、車の通行の妨げにならないよう、快適な花見環境の維持にご協力願います。ぜんそくや花粉アレルギーをお持ちの方は、離れた場所から花を楽しむことをお勧めします。乳幼児はマスクを着用してください。

●木棉(キワタ)
亜熱帯の台湾において、木棉は落葉樹となりました。冬の間は葉がすべて落ち、紛れもない寒々とした姿になります。春の4月になり、つぼみが急速に大きくなると、すぐに花が木全体に咲き、この上なく色鮮やかな姿を見せます。花期が終わると、新芽が一気に芽吹き、やがて緑色の葉が全体を覆い尽くすようになりますが、さわやかな風を受けて葉を揺らすその姿には、また別の美しさがあります。
花見情報:埤頭郷東螺渓のほとり

●センダン
毎年3月から4月頃に紫色の小さな花が咲き、9月から12月にかけて黄褐色の実をつけます。開花後の見頃は約10日間。センダン科センダン属の落葉高木で、防風効果と耐乾性に優れ、街路樹によく利用されています。
花見情報:埤頭郷東螺渓のほとり