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迎灯排文化祭り
迎灯排文化祭り
イベント場所
彰化県花壇郷文徳宮‧広場
お問い合わせ
04-7250057内線1862・04-7865921
主催
彰化県文化局、花壇郷公所および文徳宮管理
指導単位
彰化県政府
節慶介紹
  彰化県花壇郷の白沙坑文徳宮では、元宵節に「迎灯排(灯排迎え)」というイベントが開催されます。これは清朝から今日に至るまで百年以上にわたりずっと開催されてきた祭りで、日本統治時代の戦争中に一時中断されたのを除き、毎年続けられてきました。180年以上もの間絶えることなく開催されてきた記録に基づき、彰化県文化局は2008年、この祭りを彰化県の無形文化資産に登録することを発表しました。白沙坑の迎灯排文化祭りは単に長い歴史や文化的意義を有するばかりでなく、彰化地方の記憶と誇りを伝えるものでもあります。彰化白沙坑に伝わる言い伝えによると、清の道光六年(1826年)に彰化県花壇郷出身の曽維楨が台湾で初めて翰林院に合格して皇帝に重く用いられ、父母を想う彼は後に故郷へ帰ることを願いましたが、皇帝は彼が帰ることを許さず、かわりに彼の両親に官位を授け、さらに毎年元宵節の際に飾り灯篭を迎える祭りを大々的に催すようになり、それが今日の「迎灯排」になったということです。

【白沙坑迎灯排文化祭り】
 花壇郷文徳宮は台湾でも珍しいとても大規模な土地公廟の一つです。最大の特色は正殿に開基福徳正神が祀られており、その像が頭に代官の制帽をかぶっていることです。これは全国でも稀で、唯一の官僚出身の土地公でもあります。代官の制帽をかぶった土地公に誠心誠意お参りすると何事もうまくいき、名を上げることができて、商売も繁盛すると言われています。常に多くの人々が訪れ、線香の煙が絶えないこの廟ですが、毎年元宵節になると灯排と呼ばれる飾り灯篭のパレードや地域の住民による合同パフォーマンスが繰り広げられ、文化伝承の上で非常に意義深い祭りが催されます。花壇郷の迎灯排祭りの歴史は台湾の伝統的な祭りの中でも最も長く、これまで途絶えることなく続けられてきました。廟と花壇郷の人々や芸術と文化を愛する人々が一丸となってこの有意義で伝承文化的価値の高い祭りをますます盛り上げ、賑やかな謎かけ大会や廟の民俗舞踊団・静かな文物や飾り灯篭や絵画の展示などといった様々なイベントを通して・全国の皆様に迎灯排祭りという文化を知っていただき、ゆくゆくは中部の「花壇白沙坑の迎灯排祭り」が平渓や塩水に続く台湾元宵節の重要な伝統的催しとなることを願っています。
写真鑑賞
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