この築40年の古民家は、もともとケーブルプラグを生産する工場でした。
民宿の設計と工事管理は「心晨恩空間美学」主導で進行。建物本来の粗削り感をできる限りとどめながら、新たな工夫を加えています。
動線の関係で、建物裏の8インチの厚壁を撤去し、建築士に構造を補強してもらうことで、玄関に作り替えました。また、宿泊の品質を高めるため、30坪の敷地空間には、二つの部屋と一つの共用スペースしか設けていません。玄関を入った所にある受付スペースでは、交流やおしゃべりを楽しむことができます。
1階の客室はインダストリアルテイストが色濃く漂います。
2階は落ち着きとくつろぎが感じられる造りになっています。
動と静が感じられる客室で、本来の生活リズムから脱却し、エネルギーを蓄えてから再出発しましょう。

お車：国道1号－彰化インターチェンジを下車－省道台19線－県道142線。公共交通機関：台鉄の彰化駅で下車－彰化客運（鹿港行き）に乗り換え、「市場前」で下車。