観光スポット特色
鹿港の旧道は曲がりくねっている。その理由は、村を開発する際に川沿いに家が建てられたため、自然に曲がりくねった道になったということである。鹿港の旧道は泉州街、埔頭街、瑤林街、大有街(低厝仔、暗街仔)、金盛巷、杉行街と石廈街などを通る。鹿港の竹枝詞は「鹿江曲巷聞茗酒,冬日偷閒是一臨,十月風沙吹不入,九天霜雪凍難侵」と言った。この詩は、曲がりくねった道は砂や塵を防ぐことができて、寒い冬に歩いていても春のように暖かく感じる、という意味である。
清代、鹿港と中国の通商は船舶で行われた。泉州から漢方薬、布などの軽いものを運ばれた。そこで、船のバランスを取るために、舟の底に泉州石や福杉や赤い煉瓦など重いものを詰めた。台湾に到着すると、泉州石と福杉は建材として使われた。昔、石材は豊富にあったため、曲巷の地面に泉州石と赤い煉瓦が敷き詰められた。民国60年代(1970~1979)にはアスファルトに替わったが、民国70年代(1980~1989)に、鹿港の古跡を保存して台湾の民俗芸術を振興するために、九曲巷に再び赤い煉瓦が敷き詰められた。また、電線を地下に隠すための工事がされ、旧景観が保存されている。
民国60年代(1970~1979)にはアスファルトに替わったが、民国70年代(1980~1989)に、鹿港の古跡を保存して台湾の民俗芸術を振興するために、九曲巷に再び赤い煉瓦が敷き詰められた。また、電線を地下に隠すための工事がされ、旧景観が保存されている。